2002年12月13日から16日まで、恒例の「全国テレホンカードコレクション展2002」が、
東京有楽町の東京交通会館12階「世界の貨幣、切手、テレホンカード祭り」と同時開催された。
今回のコレクション展は13作品と出品作品数は低迷を続けているが、それぞれなかなかの力作ぞろい。
12月14日に行われた審査の結果、本年も昨年に続いて金賞該当作品なしという結果に終った。
出品者はコレクション展にあわせて来日のドイツのマーチン・ワイズ氏や日本在住のフランス人、セバスチャン・バリオ氏、
大阪からテレビ放送物コレクションを引っさげて島村幸夫氏も上京された。

金銀賞を分けあった、阿南氏・渡辺氏はもちろん常連中の常連だが、それぞれの永年にわたるテーマで出品された。
阿南氏の作品は、「富士も認めたホールインワン」。
富士山コレクターとして有名な阿南氏のこの作品はタイトルですべてがわかってしまう。
富士山とホールインワンがダブルテーマとなっているが、その上静岡からの富士、山梨からの富士、首都圏からの富士
と配されていることに一同感銘を受けた。
本人の弁では、山梨からのホールインワンのテレカをそろえるのが難しかったとのこと。
渡辺氏の「Tokyo Disney Resort」だが、
NTTコレクターというだけでなく近年はディズニーコレクターとしても一歩抜きん出ている。
昨年のディズニーシー開業で盛り上がるディズニーリゾートをテーマとして
見事にテレカだけでなくICテレカ・モバイラーズチェック・パスネット・オレカ・1―4日乗車券・
カードキー・作業員用入場証等珍しいものがちりばめられていた。
このため来場者の評価は絶賛されているものが多かったが、逆にテレカ以外のものが多いのではないかとの声も聞こえた。
「出品要項」に照らし合わせてもこの件については問題はなかった。
中でも珍しいとされたのはリゾートライン500円の再発行券でどのようにして手に入れられたか不思議の声も多かった。
銅賞の堀田英夫氏の「ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ」は、
彼のアートテーマのシリーズで日本人に最も好まれるゴッホの絵画が並べられている。
ひまわりの絵はゴッホの生涯に数点の作品が知られているすべての絵がテレカで発行されているわけではないが
そのバリエーションが中心に並べられていた。
さて一般投票(アンケート)の結果、最高得票を得た原田明氏の 「夢二の世界」が大衆賞となった。
日本人に最も好まれている竹久夢二の美人画が見事に並べられていて共感を得たようだ。
この他、松田会長とバリオ氏はニューヨークテーマ(自由の女神とワールドトレードセンター)で競合したが、
一般投票では高い支持を得たが、残念ながら一歩およばなかった。
奨励賞はバリオ氏の「FERRARI…」、溝口氏の「ゴージャズ・クルーズ」、島村氏の「男と女のツーショットV」が選ばれた。
表彰式は12月15日(日)午後6時より行なわれた。その後大阪より来られた島村氏も交え懇親を行なった。
2003年の春はインターナショナルコレクション展だが、いっそうの盛り上がりを期待したいものだ。

金銀賞 阿南安高氏

金銀賞 渡辺文雄氏